The Philosophy of Modern Song
最高のコーヒーテーブルブックは、ボブ・ディランの”The Philosophy of Modern Song”だ。2016年ノーベル賞受賞後初の本であり、ディランが1950~1970代を中心に66曲の懐メロを選んで評論した。それぞれの楽曲に関連して選ばれた写真も充実している。YoutubeやSpotifyで曲を再生させながらディランのエッセイを読んでいると1時間、2時間がすぐ過ぎてしまう。
取り上げるアーティストは多彩で、ウィリー・ネルソン、ピート・シガーのようなフォーク、イーグルス、フー、グレイトフルデッドのようなロック、ハンク・ウィリアムス、ジョニー・キャッシュのようなカントリー、ペリー・コモやビング・クロスビーのようなポップス、エルビス・プレスリーやフランク・シナトラのような大スター、そしてR&Bやパンク、カントリーブルースやブルーグラスもある。次に何が出てくるのかページをめくるのが楽しい。
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